コミカレ卒業生の就活!
アメリカに留学する前、最も不安に思っていたのが就職。
日本の大学であれば新卒採用の波に乗っかれるけど、卒業の時期がまちまちなアメリカの大学を卒業したら、、?そしてユニバーシティはましてや、コミカレ卒業後の就活に関しての経験談や情報が全然なくて!
なので今回私がここ1ヶ月にした就活を記してみます。
ちなみにホスピタリティマネージメント専攻でホテル業界志望です。
1. ホテルや業界に関するリサーチ
どんなホテルで、どんなポジションで働きたいか考えてた。そのときに、ほとんどのコンシェルジュのポジションはフロントデスク経験者であることが求められていることがわかったので、現実的に考えて、今回はフロントオフィスの正社員に絞って求人情報を見ていくことに決めました。
2. 就活の先輩である友達に話を聞く
就活に関しての知識がなんっもなかったので、「どんなこと面接で聞かれるのか」「面接ってどんな感じ?」などなど基本的なこと聞いてきた。経験者は頼りになる。お礼の板チョコおいしく食べてくれてたら嬉しい。
出かけついでにこの本買った。
ネットで情報が手に入る世の中だけど、何か軸となるものが欲しくて。
3. スーツを買う
もうめちゃくちゃ着たくなかった!!!
スーツ!!!いや!!!
でも買った!!!妥当にAOKIで!!!
ここでケチケチしてクオリティ低いの買うよりも、ちゃんとしたの買って大事に着た方がいいかなって思って、でもまあふっつうのリクルートスーツ。
ただ、買ったものの興味がなさすぎて、紙袋から取り出さずに放置していたら、案の定シワついた。お母さんに怒られる。私の悪いとこ出てるわ〜〜〜(反省なし)
4. 証明写真を撮る
カメラのキタムラで撮ってもらった。プレミアム仕様(4枚)2000円くらい。
スーツ買って直接来たんだけど、疲れてて全部流されるままに。
オプションでWEBデータ加工やら、スマホ転送サービスがあったけど、家で写真スキャンしたら十分いい感じになりました。
5. 履歴書を買う
これにした。
もうなんかわかんないからさ!
100円多く出して「勝つ」なんて言葉かけてくれるならさ!いいじゃん!
クリアファイルや封筒もついていたから安心。
同時にペン(0.5mmと0.7mm)買ったよ。余談だけど、万年筆に興味がある今日この頃。
6. 履歴書を書く
めっちゃカロリー高いわこの作業!!!
すごい疲れるね!!!
そして自分の字の汚さ(統一感のなさ)に嫌悪感。
中途退学という字が載っている私の履歴書だけど、その経験も含めて自分だし、全然マイナスには捉えてない。面接官よ、なんでも聞いてくれ!!
1番困ったのは自己PR
もう私には長所もないし、経験もないし、なんもねえ!!!!!
って考え続けて、文章完成するまで3日かかった。
思いついたキーワードを入れたらいい感じの文章に仕立て上げてくれる人工知能出ないかな〜〜〜〜って思ってた。
書くこともなきゃまとまんないし、飽きてNetflix見始めちゃうし。
自己PRって学生時代に頑張ったことを経験として話すパターンが多いらしくて、でも私「なにやってた?!」って思い出せなくて。
何をしていた時間が多いかというと、多分圧倒的に課題なんだよね。でも課題を頑張ったことをアピールしていいものかと躊躇したんだけど、でも「ホテルが求める人材」とつながる部分があったので書いちゃった。あとバイトでどんなこと意識してたかとか。
具体性はないね!伝わってくれ!!!
趣味は旅行と料理とブログを書くこと。こんなブログだけど、私が恋愛できない理由とか書いてたけど、まあ気になるなら見てくれ!!!恥じることはないぞ!!!って感じ。
ていうか誤字つくるだけで萎えるのに、同じとこで間違える自分の愚かさな!
知→短 とか 志→忘 とかあるある。
7. 面接の答えを考える
ノートの1ページに1枚ずつ質問を書いて、さらにそれを半分に割って日本語用と英語用に。
長所や短所ってパッと思い浮かばない。
長所が見えると「なんだ私できるじゃんいい感じじゃーん!」ってなるけど、短所が見えると「私いいとこなんて全然ない長所なんて言えるとこない」って落差半端ない。
性格を表す言葉一覧とか調べてどれに当てはまるかなーとか考えていたけど、それよりも自分の授業中のノートの走り書きとかバイト中のメモとか手帳見ていた方がより「自分」に近い言葉が思いつくことに気づいた。
写真を撮ってその日の思い出をそれをみて「あーこの日ここ行ったなー」とかで満足しがちな時代。ワンタッチで撮れる写真は便利だし、見栄えもいいし、ラク。いいねもらえるかもしれないし。
でも大切なのは「言葉」だと思った。
その日その時感じたことや考えていたことは、やっぱり「その日その時」の自分が1番知っているから。
だから、うん、これからもアナログでもデジタルでも、書き残すことを大切にしていこうと思いました。
8. 応募
ホテル専門の求人サイトと各ホテル(ホテルグループ)の求人ページから最も新しく更新されていて、信用性の高そうなところを選んでまず3社応募してみた。
メールで履歴書を送るところもあって、メールの書き方のお手本調べたら「ご査証のほど宜しくお願い申し上げます」とか言ってるけど、なーーんかなーーーってしっくり(こなきゃいけないけど)こなかったので、参考にしつつも、自分のなかでの精一杯の丁寧な文章を心がけて書きました。そして履歴書にパスワードつけて添付しなきゃいけないから、その辺も慣れてないから(というか私のパソコンがChromebookだからいろいろ違って面倒くさい)時間かかった〜。
自分の需要がどんなもんかノーアイデアなので、その後2社追加で応募してみた。
結果、3社に面接、1社にホテル内を案内していただける機会を設けていただいた。全部メールでのやり取りだったんだけど、ビジネスメールが初めてなもので、めっちゃ時間かかった!盲点。あ、さっきも言ったね。とにかく敬語も気をつけなければいけないけど、アメリカにいるとちゃんとした敬語を使う機会が全然ないから、もう全部不安で調べてた。
9. 面接
スーツ着たくないよ〜〜〜〜〜〜
から朝が始まる(購入から2週間経っても変わらず)
でも袖を通してしまえば、昔ずっと着てた時期とかもあるから、思い出して慣れるんだけどね。スーツのいいところはどこでも行けるとこ。あとやっぱり、気が引き締まる。
映画「何者」で見たような
「コンコン失礼します」(面接官3人が疲れた表情)
みたいなのではなくて、もっとラフに行われた。
だから
「自己PRをしてください」とか
「あなたの長所と短所は何ですか」
みたいなあるある質問はなかった。
「尊敬する人って両親じゃマイナスなのかなぁ。シェリル・サンドバーグとか答えた方がいいのかなぁ。」ってけっこう悩んでたけど、そんなこと聞かれなかった〜〜〜。
こんなこと言いたいとは考えていたけど、その半分も言えなかった。けど、初めてにしては、リラックスしてできたのかな〜。御社という言葉は口馴染みがなさすぎて最後まで言えなかった。すいません。
極論言うと
「この人と一緒に働きたい」
と思った人を採用するわけで。
だから「こうしなきゃいけない」よりも
「自分が一緒に働きたい人の像」を心に入れてた。
また、けっこう厳しいことを言われた面接もあり。
なんかな〜。同じことを友人に言われたらめっちゃ反撃するんだけど、そうもいかなくて、帰りにずっと気になってたラムレーズンのアイスクリーム食べた。レーズンの粒が大きくておいしかった。
英語での面接もあったけど、けっこうmake senseしないこと言ってたわ。あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
この一週間で、東京タワーが身近になった。
10. 内定
を頂きました。
あーだめだっただろうなーと思っていたところから!
あの面接の私のどこが良かったのか全っ然!わからないんだけど、就職経験談読んでると同じようなエピソードも割とあったなと思い出した。あんな訳わからない自分の印象から始めるのは不安ではあるけど、頑張るしかないね。
社員用スペースがGoogleを思い出させるような素敵さなので、楽しみです。
ここに意気込み書いても誰も興味ないと思うから書かないけど、いろんな人が優しかった。嬉しい言葉もかけていただいて、嬉しかった。
他にも声をかけていただいていたり、魅力的なホテルはあって、最後の最後まで迷って、何を優先としたらいいかもうわっかんない!ってなってたけど、よく考えて決断しました。
あと1週間後には働き始めているらしい。
どうしようね。
ここ1ヶ月半自堕落な生活を送ってきたので、頑張ります。
最近はHuluでずっと見たかったラストコップまとめて見てた。あと久しぶりにNのために見て夜中に号泣してた。あと、京都行きたいねーって抹茶パフェ特集見ながらお母さんとどれが1番食べたいか議論してた、そんな生活。
長くなりましたが、もしコミカレ卒業して日本での就活に不安を抱いている人がいたら、伝えます。自分の専攻が希望の職種と繋がっていて、アメリカで何を学んだかしっかりアピールできて、将来のビジョンをちゃんと持っていれば大丈夫!だと思う。うん。
私もこれから頑張る!今はそれしか言えないけど!
もし心配してくれていた方がいたら、ありがとうございました!
おわり。