6月の読了リストと最近のこと
天気がすごく良い日の午前中に、
窓開けて網戸から風入ってきて
そんななかでうたた寝するの
すごく贅沢でした。
晴れてると、出かけなきゃもったいない!
ってなるけど、気持ちよかったから、
これはこれでいいかな。
午後からは新宿の雑踏に紛れた。
夕方の空気が、もあっとしてるけど
どこか浮き足立つ感じ、
夏でした。
以下、6月に読んだ本たちです。
ウォークインクローゼット
いなかのすとーかー、なんだか短編のお話じゃないみたいに充実感があった。"好き"をうまくコントロールできない女子の気持ちはわかるよ。
タイトルのお話も、ユーヤとうまくいけばいい。
しょうがの味は熱い
結婚するとかしないとか、彼氏と彼女の視点から書かれてる。
私、すごいなって思うのは、女性作家さんが男性目線で書いたり、男性作家さんが女性目線で書くこと。普通にさ、異性がどういう風に感じてるとか、謎じゃない?男は単純とかよく言うけど、全然私にはわからないし、そんなん言うたら女子だってけっこう単純だよ。
少女は卒業しない
ある廃校になる高校の卒業式の1日をいろんな生徒の目線から。
登場人物が微妙にかぶっていて、この形式好きだから面白かった。
往復書簡
3話(すべて手紙のやりとり)ともすべて好き。
そっか湊かなえはミステリー作家だった、って思いだした。ミステリーってほど大げさなものではないかもしれないけど、そう来たかってなる。
手紙っていいよね、口では言えない改まったようなことも言える感じ。
一筆箋とか便箋のレパートリーが多いオトナ女子、憧れる。
手紙とか新聞とか本とか、これから先もどうかなくならないでほしい。
私をくいとめて
自分のなかにいるもう一人と会話したり、まあちょっとこじらせてる女子の生き様。
相手の喜んでいる顔を見れて嬉しかったらそれは愛、だってさ。
私も多田くんにごはん作ってあげたいな。
かわいそうだね?
彼氏が元カノと同棲してるっていうシチュエーションが強烈すぎて、他の本読んでるときの抜けなかった。
望郷
舞台はどの話も共通で白綱島。
夢の国が好き。
Nのためにもそうだけど、島での生活が、島を出るとか出ないとか、ひとりひとりのストーリーや決意があって魅力的だなって思う。
手のひらの京
姉妹3人の夢とか恋愛とか。舞台は京都。いいなあ、鴨川歩きたい。
何かと立ち振る舞いを考えてしまうバーベキューは共感だった。バーベキューとか焼肉とか鍋とか、難しいよね、楽しいけど、考えすぎて疲れる気持ちはわかる。男子もパーティとか飲み会で、どう見られてるかって考えてるのかな。
あさりの塩抜きは45度くらいの真水に漬けるといいらしい。スパゲッティを重曹入れたお湯で茹でて、中華麺にするのはアメリカでよくやってた。入れすぎるとはちゃめちゃにまずくなるから要注意。
女同士のいけずは汚いね。優しい職場の先輩に囲まれていてよかったとつくづく感じた。
サファイア
ダイヤモンドと猫目石が好き。
最後の作品は報われて良かった。
1話読みだすと読み切りたくなるからくりがあって、ちょうど通勤で1回電車乗るごとに1話読めていい感じだった。
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職場の先輩がね、
私のいいところは、
"みんなが助けてくれるところ"だって
言ってくれた。
でもそれ意味わかんなくない?
それみんなが優しいって話じゃないの?
って思ったんだけど、
私自身が手を差し伸べたいって
思う人も周りにいたわって思った。
仕事が遅いとか下手とかそれだけじゃなくて、
なんだろ、なんなんだろ。
いつまでも助けてもらってばっかりいたら
だめなのはわかってるけど、
でも今日読んだ田村耕太郎さんの本に、
助けてもらえる能力は大事、って
書いてあったから
自分なりに成長できるようにがんばろっと!
綿矢りさローラーも
そろそろ尽きてきそうなので
だれか面白い人見つけなきゃ!
ではまた!