家賃が払えないおはなし〜引っ越しました〜
引っ越し完了しました。
昨日は荷物運び、タイトルどおり家賃が払えず駆けまわったり、すんげー疲れたので、そんな1日を振り返る。
これ、自分がどれだけ忙しかったかアピールでもなんでもなくて、ただただバカだなあって思って。慣れてきたつもりでも、やっぱり外国で暮らすって大変なことたくさんあるよなあ。
本当はもちろんPresidential Electionのこと書きたいんだけど、情報収集の途中なので、しばしお待ちを。そしてもう、課題に押しつぶされる。
ということで朝3時起床からスタートです。
3:00 起きる。パッキング。物あんまり買ったりしてないし、洋服だって日本のみんなの方がはるかに持っている気がするけど、それでも多い。この2日前に新しいアパートの鍵はもらっていて、地道に運んでたけど、まだまだ。
ちなみにアメリカでの引っ越し、一般的にはトラック借りて自分で運ぶようです。車を持っている友達にお願いしてもよかったんだけど、ここで表れる私のネガティブポイント、『人に頼めない』
人に頼めるってすごい大事なことだと思うんだよ。特に今後組織のなかで働くとなると、全部自分で解決できないから頼み頼まれ協力していかなきゃいけないから。
その協力が、あんまり得意じゃないという致命傷。
料理とかよほど急いでるときじゃない限り自分で全部こなしたいし、ペアでのプロジェクトも相手があんまり乗り気じゃなかったら全部やっちゃいたい、っていう。直したい。
てなわけで、運びました、荷物。
ラッキーなことに、ずっと晴れていたのと、旧アパートから新しいところまでバスで1本10分くらい。
5:00 今季唯一見ているドラマ校閲ガールを見る。おもしろい。というか最高。まっすぐ生きるって大事ネ。
そして冬に日本帰るからチケット取った!
この前見てたときに予約しようと思ったら、なんかカードが使えなくて、次の日お母さんのカードでやろうとしたらその最安値のなくなってて、でも羽田発着で$980くらいのあったからこれはアリって思ったけどそこもなぜか予約できなくて(意味がワカラナイ〜)、お母さんに連絡して大丈夫なはずって言われたから再トライしようとしたら、その羽田のなくなってて!結局成田で、当初より少し高い。それでも960くらいだから、まあしょうがない。
日本、帰るよ。あと1ヶ月もしないうちに!
6:00 1回でも多く朝のうちに運びたくて、バスの始発に乗って行く。重すぎて腕もげるかと思った。荷物減らしたいからコート着てったらめちゃくちゃ暑かった。
7:00 のバスで帰るつもりが、バス停を間違え乗り損ねる。昨日バスの時刻表とにらめっこしながら、このバス乗ってアパート○分滞在で○分のバスで帰ってってのを3往復分くらい綿密な計画を立てたのが、ここで早速おじゃんになる。テンションだだ下がり。
8:00 家つく。チーズのパン買うけどハラペーニョ入りで辛い。
8:30 2往復目。バスが行っちゃって(いや、時間通りに待っていたはずなのに、すでに行っちゃってたらしい。)20分以上待つ。教科書読んでたけど、大きな車の音がするたび来たかな?!って思っちゃうからなんも頭には入ってない。着いたら洗濯まわす。
10:00 洗濯が思ってたより長くかかったから、5分差くらいでバスの乗れず。乾燥機に突っ込む。次のバスは2時間後とふざけているので、違うバス停まで歩く。
11:00 睡魔に負けて昼寝した。この前日すごい大きい課題があって、そういやこのタームまだモンスター飲んでない。起きたらパッキング続き。
そういやなんで引っ越したのって疑問だと思うんだけど、いや引っ越したくなかったよ、こんなめんどくさいことないもん。でも1ヶ月ほど前に理由不明なtermination letter(退去命令的な)をもらって、私はこのアパート今年の9月から、ルームメイト(ロシア人)はもう2年くらい住んでたから、ルームメイトの方が心当たりがあるはずなのに、ワカラナイって。マネージャーに聞いても、もっと上に聞かないとワカラナイって言ってたみたいで。全然よく理解できない。
それでずっと部屋さがしてて、予算とか場所とか考えるけど、ここは学生が多い町。9月から新学期始まるから、10月の時点で空いている部屋なんて全然ないのです。
しかも日本のsuumoとかネットで賃貸的なサイト、ないし(あるとしても見にくかったり限られた(高い)アパートしか載ってなかったり、あまり使えない) craigslistも毎日見てたけど信用ならないし、すごい時間とられた。
部屋選びって、何かしら条件を妥協しなきゃいけないから、何を妥協するかですごく迷った。
最終的に家賃はまあしょうがないってくらいの、予算マックスだけど、自分だけの洗面台とトイレあるのが何より嬉しい。キッチンとシャワーはシェアだけど、きれいだから満足。立地はUniversity of Oregonのほんっと近く、走れば3分で図書館、くらいなとこだから、素晴らしい。
それでもね、もっと安いところあったんじゃないかって、まだ思っちゃうんだよね。だめだ。納得しきれてない、やっぱり家賃かなあ。でも日々の生活で住む場所がストレスって辛いからなあ。
12:30 3回目の荷物運ぶ。乾燥機普段使わないからここぞとばかりに気になっていたdryer sheet を入れてまわしたのに、全然香りついてなーーーい!ダウニーのいい香りを期待してたのに、、、
13:00 「あなたのデポジットがリターンされてしまったから、今日中にマネーオーダー持ってくるか、クレジットカードで払ってね。じゃなきゃ退去命令出ちゃうかもよ」のメールを受け取る。
まじか。
そもそもね、ここの家賃の支払い、オンラインなんだけど、カードだと手数料18ドルも取られるの!ばかだよね?!絶対それはないっと思って、初めてのPayPalデビュー。
契約した日(1週間前)、PayPalにクレジットカードとバンクアカウントを登録して、試しに払ってみたら、Processされたよ〜って言われたから、ほうこれでいいのか、と思い、なんの問題視もしておらず。
アカウントに十分なお金入ってなかったはずだけど、なんか大丈夫って言ってるし、カードも登録してあるから、なんかあったらそっちから引かれるのかな〜なんてのんきに考えてた、のがいけなかった。全然仕組みを理解してなかったのがいけない。
そしたら案の定バンクから、「お金足りてないよ!今すぐ入れて!そしてそのfeeが35ドルね!」とのメール。それ2日前。
で、さっきのアパートからの今すぐ払えメール。
とりあえず退去命令出されては困ると、マネーオーダー作りに。為替的な紙っぺらです。
初めてのマネーオーダー。コンビニでできるとのことなので近くのセブンイレブンに。
そしたら、
「うちはマネーオーダーやってないのよ」と。
大好きなセブンでしか見かけないハリボをすごい勢いで食べながら、サークルKに向かう。
すると、
「あ、キャッシュオンリーね」と。
まじかいな。
しょうがないからそのまま15分ほど歩いて郵便局に。
その途中バンクに行ったけど、十分な現金がない。
アメリカはカード社会で、カードでなんでもおっけー、アイス1こでもカードで支払うぜ的な感じだけど、ここに来て現金の存在価値を身にしみて感じる。こんなはずじゃなかったんだけどなあ。
で、郵便局でマネーオーダー作りたいんだけどと言ったら、
「おっけー支払いはデビットカードね、クレジットカードじゃだめよ。」と。
まじかあああ。
いや、マネーオーダーはそもそも、その場での支払いに重点を置いているというか、払ったことの証明的な感じなので、それを考えるとクレジットが使えないのも、わからなくはないけど。
全然わかってなかったから、ただただまじかあ。
お金に嫌われている感じが半端ない。
そこからの帰り道、頭のおかしい女の人に、
it was the shortest person I've ever seen LOL
って言われて、へ、って振り返ったら(べきではなかったかな)こっち見て笑ってて。
普段なら、ネタでしかないし、私が身長のこと(っても152あるんだからね、チビだけどさ!)気にしてたのは高1くらいまでだったし、どーでもいいんだけど、この疲れきってるタイミングだったから、マジでうざかった。
15:00 帰ってきて泣く泣くばかみたいな手数料を払ってクレジットカード支払い。しかも500ドル以上だとVISA使えないとかバカげすぎ。しかもしかもlate fee的なのがプラス35ドル。もうほんとわからない。
で、払ったと思ったら、ここにテキストor電話して支払い確認取れたら完了よ。と。
日本のiPhoneとは別に電話とか用のアンドロイドを持っているんだけど、その充電器をクラスメイトに貸してて、充電ない。=電話もできない。
本当はこの日普通に午後授業あったからそのとき返してもらうはずだったのに、このせいで行けず。このターム皆勤賞だったのに。
とにかくオフィスが閉まる前に支払いを完了させなきゃ、とひらめいたのが、大学の図書館にチャージャーがある!
充電しに行きました。その近くが日本書コーナーだったから見てたら、古い本ばっかりだった。1960年代のとかザラにあった。島崎藤村的な本ばっかだった。
で、多分支払えた、はず。
17:00 旧アパートに帰って、最後の掃除。友達が手伝いに来てくれた。本当にありがたい。ひとりだったらやっぱこれ無理だったわ。そしてやたら干渉してくるルームメイト。うちのお母さんより何倍もお母さん気質というか、わかってるから!あとでまとめて言うから!あとそれもう何回も聞いたから!っての感じで、沸点ギリギリ。
で、そっから2回運んだ。最後バス逃しちゃって、待って歩かせて申し訳なかったけど、いろいろ話せて私のテンションが平常までに戻ったから、感謝です。
20:00 完了。荷解き。一気に出た生活感。1日ずっと頭のなかミスチルのtomorrow never knowsとPADDLEだった。
良い事があってこその笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃ良い事あると思えたら
それが良い事の序章です
って歌詞が大好き。
日中は、なんだよ!って思ってたけど、やっぱりいい曲だわ。
っていう、長い長い1日でした。
筋肉痛です。ざっと計算しても100ドル以上は飛んでった(ここには書いてないfeeとかも含め)
日頃、卵は向こうのスーパーの方が少し安かったからそっち行こうとか、ちまちま節約してるのがあほらしく思えちゃうね。
とことん金運と、あとバス運もなかった。
でもほんとお金に嫌われすぎてる。
風水でも始めようかしら。
友達がネコが尿結石になっちゃって、今すぐ手術しないとってことで2000ドル必要だったって疲れきってた話聞いて、大変だなあって思ってたけど、悪いことって誰にでも立て続けに起きたりするもんだね。って思った。とりあえずこのあと何もトラブル起きないこと祈るのみだ。
でね、この前もそうだったんだけど
嫌なことがあったときに限って
夕焼けがきれいなんだよね。
今日はveteran's dayでお休み。
課題頑張りましょう。
おわり。