Wanna be an "American-Japanese"?

A bite of my life in Oregon. アメリカでの生活をゆるく;)

人工知能に負けない人間力って?

 

モヤモヤした気持ちのまま寝たら、

命を追われ続ける夢を見ました。怖かった〜。

 

1日に満足してその日を終えるって大切だよね、

最近それができてないで、不完全燃焼のまま眠りにつくから、

すごくフラストレーション。

 

いろいろ考えすぎなんだよなあって思って、アイス食べたら(久々のロッキーロードおいしい♡ havent chosen rocky road in forever so totally forgot theres almond in it!)少しは気持ち軽くなったけど、どうしたらいいんだろうって、悩みも曖昧だから答えが出るはずもなく。

楽しみなこと、作らなきゃな。

 

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いくらなんでも雑すぎ(笑)

 

 

さて、

 

自分が人工知能(AI)について書く日が来るなんて思ってなかった。

でも今後の社会を生きる誰もが避けては通れないトピックだと強く思ったので、

『テクノロジー失業』について考えてみました。

 

意外と恐れるべき点だけじゃなかった。

 

 

先日アメリカに帰ってくる前にGUで買い物したら、セルフレジが導入されていました。それ、スーパーで見かける普通のセルフレジとは全く違うんです。

 

1.レジの下にある箱に商品をカゴごと入れる

2.ICタグのおかげで、一瞬で商品の判別が終了

3.あとはお会計だけ (自分で袋詰め)

YoutubeでGUのセルフレジやってみたっていう動画があるのでぜひ見て欲しいんですが、ほんとに秒!literally it's a second and done!  

 

自分の買ったもの見られたくないお客さんとかいるし、速いし、便利!

でもなにより、「こうやって労働力がテクノロジーによって削減されていくのか、、、」と複雑な気分になった瞬間でした。

 

また、ニュースで見かけた紀伊国屋新宿南店のフロア大幅縮小も複雑な気持ちに。

本屋さんが好きな人、本屋で実際に手にとって本を選ぶ楽しさを知っている人はたくさんいるだろうにもかかわらず、大型書店も従来通りではやっていけないという厳しい現実なんだと思い知らされました。

 

 

そして私の分野ホスピタリティでいうとハウステンボスにある『変なホテル』

 

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出典:変なホテル

 

ロボットが受付をし、ロボットが荷物を運び、ロボットが窓を拭き、ロボットがお部屋で話し相手をする。

もちろん多言語対応。どこか温かみを感じるとかなんとか。

 

え、まって人間いらなくない!?

 

今だったらまだ、ユニークで、この斬新さが人を惹きつけるのにおもしろいと思うけど、

 

「実際こんなホテルばっかになったらどうするのよ!?私の将来は!?ロボットにすべて持ってかれてしまうの!?人間の能力本当に超えてしまうの!?え!?」

 

と、目をそらしていました。

 

自分の未来を否定されてる気がして正直好きじゃなかった。

というわけでAI自体もあまり好意的な目で見てなかった。

 

 

『テクノロジー失業』と呼ばれるAIをはじめとしたテクノロジーの発展によって職を失うであろう人の数の膨大さ。

新しい種類の職種も増えると言っている人もいるけれど、それよりも今まで続けてきたことがテクノロジーにすり替えられてしまう失業者の方が断然多いであろうし、大問題である。どうしようか。

 

 

そこで、技術の進歩に負けないためには今から何ができるのか自分なりに考え、大切だと思った3つの点についてお話します。

 

 

1.知識、経験、そして考える力

 

"You can just google it."

たいていのことはググれば済む時代。

語学力も、翻訳ソフトや私達より何倍も頭の回転の速いロボットたちを使えば意思疎通も容易。

 

でも、知識を得ようとすることってやっぱり大事だと思うし、こないだ先生も言っていたけど、知識は腐らない裏切らない!

 

そして実際に経験をすることで、ネットが教えてくれなかったことや、AIじゃ判断できないこと、発見できると思います。

実際の経験には必ず『人』がかかわってくるから、絶対にプラスのことが学べるはず。

 

また、留学の目的は語学力だけでは決してありません。

だからロボットが英語を話せる時代になったって関係ありません、外に飛び出すことは大切!

 

私もそもそものアメリカに来た理由は、英語目的ではなくて、英語を通していろんなことを学びたいからでした。

きっと留学生に聞いたら語学力向上以外に本当に多くのことを知って感じて学んでいると思うんですよね。今度みんなに聞いてみようっと。

 

だから仮にね、国際会議で言語の壁がなくなったとしても、ステレオタイプだけじゃない本当の相手の文化を知っているとか、自分の経験を通して意見を発するとか、向こうの気持ちを知っているからこそ相手を思いやることができるとか、make a differenceの要素ってたくさんあるはず。

 

自分で見る、触る、嗅ぐ、食べる、聴く。

 

情報が溢れかえる時代だからこそ、正しい情報と真摯に向き合って、自分の脳みそで考えることで、仕事だけでなくて豊かな人生にもつながってきます。

 

最近ニュースをよく読むようになって気づいたことは、

「人の意見っておもしろい!」

テクノロジーのおかげで今後いろんなゲームとか登場すると思うけど、でも人の考えていることを知ったり、自分の意見を伝えたり、共感したり、違う視点を受け入れてみたり、そういった人とのかかわりの中での刺激を受ける楽しみを知っている人が増えると、より良い世の中になるのかな。

 

テクノロジーに頼りきるのではなくて、

テクノロジーと共存すること! 

 

 

 

2.人間らしさ 自分らしさ

 

人間にしかできないこと、自分にしかできないことで活躍しよう。

 

昨日Hotel Operationsの授業にゲストスピーカーが来た際、私たちになぜホスピタリティを専攻しているのか聞きました。

うち1人の答え

"I like to see people's faces with satisfaction."

すごくagree.

 

その感情ってロボットにはないし、そういう「どうしたら喜んでもらえるかな」といった気持ちが原動力となって、人工知能には考えられないおもてなしの方法であったり、最高の笑顔や態度でサービスを提供できるんじゃないかなと思います。

 

 

ちなみにこちら忍者堂。

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出典:http://ninjado.jp/20161001/

 

京都伏見市にオープンしたばかりの、忍者になりきれちゃう体験施設です。

本格的な衣装を着れたり、手裏剣の術を習うことができたり。

おもしろそう!

こういう文化や伝統に重きを置くアイデア、また、「訪日外国人の方々に日本でしか体験できないことをしてもらいたい!」という気持ちが素晴らしいと思ったし、テクノロジーが発展していくからこそ、原点を見つめなおして、昔から守り続けてきたものを大切にしていきたいですね。

これも人間じゃないと考えれらないし、スタッフも人間じゃないと意義が半減してしまうし、何度も言うけど人間にしかできないことを最大限に伸ばしていく。

 

文化や人間が出す「味」にもっと価値を見出そう。

 

 

そして、自分らしさ。

 

たとえテクノロジーで代替されてしまう仕事であっても、この人に頼みたいこの人にやってほしいと思われる人になること。

 

自分の才能を認識するのってすごく難しいと思うけど、そういう特別なことの前に、周りをよく見るとか、向上心を持つとか、周りを楽しませようとするユーモアを持つとか、とにかく責任感が強いとか、中身をもっと磨いて、一緒に仕事したいって思わせようじゃないか。

 

テクノロジーに負けない強みを認め合うこと。

人工知能の性能は予想をはるかに超えて、こんな甘いこと、もしかしたら言っていられないかもしれないけど、でも!人間同士のかかわりに代わるものはないと信じています。

 

 

 

3.生きがいを持つこと

 

大好きだと言える対象(物人問わず)が多ければ多いほど、人は幸せに近づけるんじゃないかな、と思います。

 

今は仕事に時間をとられてしまって、あくせく毎日働いている人も、テクノロジーのおかげで人間の負担が減る=自由な時間が増える(お金の問題は別。ベーシックインカムなんてinterestingなシステムも目にしました。どうなるんだろう。)かもしれません。

 

そう考えると必ずしも労働者にとってAIは敵ではないのかな。

 

しばらくは厳しいだろうけど。

政府か会社か何に助けを求めたらいいか、どうしたら社会に貢献できるのか(というより純粋な欲求としてお金が稼げるのか)と迷う人も数えきれないだろうけど。

 

でもその、せっかく定時で上がれるようになってできた自由な時間。

もっと食洗機が普及して(アメリカみたいにあるのが当たり前になって)洗い物する必要なくなった時間。

自分で運転する必要がなくなって、ただ助手席に座っていればいいだけの時間。

 

そんな新たに生まれた時間を有意義に使えるように、好きなこと、趣味を見つけて、仕事だけに追われない、充実した生活を歩める人がテクノロジーをうまく利用していると言えるんじゃないかな。

 

 

私はゆずが好きです。

 

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 They have been and will be always big part of my life.

 

ゆずのライブには欠かさず行っていたので、来月の東京ドーム行けなくて本当に悲しい。

彼らのライブでもテクノロジーはいろんなところに活かされていて、毎回演出の違いにびっくりです。

でも今回の東京ドームは『2人の弾き語り』らしい。

ド派手な演出やバンドではなく、2人の歌声、ハーモニー、ギターの音を会場中に響き渡らせる。とっても素敵。

 

変わり続けるものの中で、変わらないものがある嬉しさはこの上ないし、還暦迎えても夏色歌ってジャンプすると言っている方々だから、大丈夫だなっていう安心感。

 

生活スタイルが将来変わったとしても、安定してずっと「好き」って言い続けられる物や人に出会うこと、好きなことしたいことを見失わないことが大事だね。

 

そのために、素直に生きよう。

アンテナを常に張っていよう。

 

 

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My love for Yokohama will never change as well.

 

 

 

まだまだテクノロジー全般に関しての知識は浅いし、経済のことや環境問題、教育とか、向き合わなきゃいけない点は数多くあるはずなので、いろんな情報や人の意見に積極的に出会っていきたい。楽しみ。

 

 

 

ちなみにうちの両親は定年後は田舎暮らしをするんだとか。自然にあふれた場所で野菜育てたり、魚釣ったり、ご近所付き合い楽しんだり、趣味を充実させたり、のんびりしたり。子ヤギを飼うとかも言ってたけど、多分それは冗談でしょう(笑)

 

でもそのテクノロジーうんぬんに左右されない、心にゆとりをもった生活とてもいいな〜。

 

 

いつの時代になっても、幸せの定義は自分で決めるものだと思うし、そうであってほしい。

 

 

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これも幸せのかたちのひとつ。えへへ。

 

 

Thank you so much for reading! Bye!